サイズ: 直径 約22.4mm 重量 約7.74gm
品位: ゴールド
発行枚数: -枚
カタログNo: S&W 3.21
NGC鑑定ページ
所説ありますが、7~10セットしかない中の1枚(10ルピー)です。
幻の試作金貨と言ってもよいでしょう。
東インド会社は金貨の必要性から 1846 年にインド・カルカッタ造幣局長を通し英国ロイヤルミントに新たな金貨発行の要請をしました。ロイヤルミントは主任彫刻者ウィリアム・ワイオンに金貨発行を伝え、マスターダイ(母型極印)とパンチ製作にかかりましたが、1851 年に彼は亡くなり、その後を息子であるレオナード・ワイオン(Leonard Charles Wyon)が引き継ぎ完成させました。その後サンプルとしてつくられた2モハール金貨と2モハール銀打貨2枚が極印、パンチとともにカルカッタ造幣局へ送られましたが、その途中2モハール金貨は紛失し、現在も不明のままです。結局、1854 年銘の金貨の発行は中止となり、発行されずに終わりますが、後に再鋳貨として僅かな枚数のセットが発行されました。発行セット数は諸説有り7〜 10 セットといわれています。(Nihon Coin Auction抜粋)
【ヴィクトリア】

ヴィクトリア(英語: Victoria、1819年5月24日 - 1901年1月22日)は、イギリス・ハノーヴァー朝第6代女王(在位:1837年6月20日 - 1901年1月22日)、初代インド皇帝(女帝)(在位:1877年1月1日 - 1901年1月22日)。
ハノーヴァー朝第3代国王ジョージ3世の孫。エドワード7世、ドイツ皇后ヴィクトリア、 ヘッセン大公妃アリスの母。2019年4月現在のイギリス女王であるエリザベス2世の高祖母にあたる。
世界各地を植民地化・半植民地化して繁栄を極めた大英帝国を象徴する女王として知られ、その治世は「ヴィクトリア朝」と呼ばれる。在位は63年7か月にも及び、歴代イギリス国王の中ではエリザベス2世に次ぐ長さである。
(テキスト・画像 出典:Wikipedia)