サイズ: 直径 約54mm 重量 -gm
品位: シルバー
発行枚数: -枚
カタログNo: Sommer-K23,BHM-2623,Eimer-1518
PCGS鑑定ページ
イギリス、ヴィクトリア女王とアルバート公の長女であるヴィクトリア王女(ヴィッキー)と後のプロイセン国王(フリードリヒ3世)、フリードリヒ王子の結婚を記念して発行されたメダル。
表面はフリードリヒ王子とヴィクトリア王女の横顔が描かれ、天使が祝福している図案、裏面はガレ―船に乗った王子と王女がプロイセンへ迎えられる、それを守護神であるセントジョージ(左の立像)とブリタニア(右の立像)が見守っているという図案が描かれています。
プルーフライクで表面には幻想的なプルートーンが部分的についており極めて美しい状態です。
大変希少なメダルでPCGS鑑定ページにおいて唯一の鑑定品とされています。
イギリスメダルの代表的カタログのEimerにも、写真付きで掲載されています。(Eimer-1518)。
【フリードリヒ3世】
(1831年10月18日 - 1888年6月15日)
第8代プロイセン国王・第2代ドイツ皇帝(在位:1888年3月9日 - 1888年6月15日)。
自由主義者で国民には「我らがフリッツ」と呼ばれて親しまれたが、父ヴィルヘルム1世とビスマルクには疎んじられ、政治的影響力を持つことはなかった。
在位わずか3ヶ月(99日)で死去したため「百日皇帝」とも呼ばれた。
1851年、ロンドンの万国博覧会に赴き、そこでヴィクトリア女王の長女でヴィッキーの愛称で呼ばれたヴィクトリア王女と知り合った。
1858年1月25日、陸軍中将になっていたフリードリヒとヴィッキーはベルリンで結婚し、その後2人はヴィルヘルム2世ら全部で8人の子をもうけた。