サイズ: 直径 約23mm 重量 7gm
品位: ゴールド
発行枚数: 3枚(推定)
カタログNo:
NGC鑑定ページ
2ダカット相当の金メダル。製造年の記載がなく不明ですが1890年頃~1897年頃にウルム大聖堂の完成を記念して発行されたメダルとされています。
表面はドナウ川側からの市街地の景観とウルム大聖堂が描かれ、裏面は皇帝の鷲、その下にウルムとヴュルテンベルクの紋章、そしてULMの刻印が絡み合った帯状模様が描かれています。
このメダルは、同じメダルの銀打ちが「シュトゥットガルト王立造幣局で鋳造されるメダルカタログ」に掲載されていることから、民間発行ではなくオフィシャルミントであると思われます。
また、Numismatic News Bulletin(2003年4月号)の記事「Ulmに関する考察」によると、金で鋳造されたのはわずか3枚のみとのことです。
NGCにおいて唯一1枚。