サイズ: 直径 約46mm 重量 約gm
品位: ブロンズ(銀メッキ)
発行枚数: -枚
カタログNo:
PCGS鑑定ページ
表面、ルイ16世とマリー・アントワネット、その間にルイ17世(ルイ=シャルル)が描かれています。
裏面には王冠と杖が置かれた棺に天使寄り添う図案から、ルイ17世の死を追悼するものと思われます。
上にはラテン語で「CLARIOR SUPERNE」とあります。
直訳すると「その上がより明るくなる」という意味ですが天に召されたルイ17世を思ってのものでしょう。
メダルはコインと違い、貨幣ではありませんので必ず、歴史的な意味を持って製作されています。
その時々の出来事や人々の想いが描かれ、こうして幾年も経過して尚、永遠に残し伝え、繋ぐことができます。これこそがメダル本来の素晴らしさ、価値なのではないかと、このメダルを見ると思えてきます。
【ルイ17世】
ルイ17世(1785年-1795年)は、フランス国王ルイ16世と王妃マリー・アントワネットの次男。兄の死により王太子(ドーファン)となった。
洗礼名によりルイ=シャルル(Louis-Charles de France)とも呼ばれる。
僅か10歳で病により生涯を閉じるが、その人生は筆舌し難いものであったと推察される。