商品コード:
ID08075
共和政ローマ 紀元前49-44年 デナリウス銀貨 象/カエサル NGC AU
サイズ: 直径 約18mm 重量 約3.78gm
AU
Strike 4/5
Surface 2/5
表面は象が描かれ角のある蛇を踏みつけています。、その下にはカエサル(CAESAR)の文字が描かれています。
裏面は当時の教皇職の象徴アイテム(simpulum, aspergillum, securis, and apex)が描かれています。
※本コインは海外ディーラー出品です。
出品の元価格がユーロの為、円に変換しています。円安で少し割高感があります。
【以下、海外文献からの和訳】
これはジュリアス・シーザーの名を冠した最初の貨幣であり、紀元前49年1月にシーザーがルビコン川を渡り、パニックに陥った元老院とその擁護者であるポンペイウス大王が残した国庫の金塊を掌握した後に始まった。
シーザーの貨幣の中で最も広く流通しているにもかかわらず、その種類は依然として謎に包まれている。専門家の間でも、どちらの面が表なのか議論されている。
クロフォードは象が表面であると述べているが、他の専門家はこれに異議を唱えている。この象徴は、善(象)が悪(蛇または竜)に勝利することを一般的に示していると考えられている。あるいは、「角のある蛇」は、ガリアのケルト部族が用いていた竜のような角、カルニクスを表している可能性もある。
カエサルは8年間に及ぶ壮大な征服で、つい最近ガリアを征服したばかりだった。その場合、象はカエサル自身、あるいはローマを象徴することになる。ポンペイウスとは異なり、カエサルは憲法上の権限を持たずに、33年前にスッラが行ったように、自らの名を貨幣に大胆に刻んだ。
裏面には、カエサルが紀元前63年から有していた最高神官(ポンティフェクス・マクシムス)の紋章が描かれている。
国 | 古代ローマ / ANCIENT ROMA |
材質 | 銀 / SILVER |
年代 | 紀元前 |
グレード | 鑑定品 AU |
販売価格:
600,000
円