サイズ: 直径 約30mm 重量 約16.86gm
Ch AU
Strike 4/5
Suface 3/5
NGC鑑定ページ
オモテ面は、古代エジプトの太陽神アモンの息子を象徴する羊の角があるアレクサンドロス3世、ウラ面には、アテナと勝利の女神ニケが描かれており、銘文には”リュシマコス王”と書かれています。
Bithynia(ビティニア)のCius(キオス)で発行された、アモンの角をつけたアレクサンダー3世(アレキサンダー大王)の肖像が描かれたテトラドラクマ銀貨です。
発行地域: 古代ギリシャの都市国家、ビティニア地方のキオス(Cius/Kios)。
現代のトルコ北西部に位置します。
紀元前280年~250年頃、またはそれ以降の時期に発行されたと考えられています(アレクサンダー大王の死後、彼の後継者たちによって発行された「死後発行」版)。
表面: アレクサンダー3世が、古代エジプトの太陽神アモン(Amun)の象徴である羊の角を頭部にまとった肖像。
裏面: 女神アテナ(Athena)が座っており、勝利の女神ニケ(Nike)を持っています。銘文には通常、当時の支配者の名前(例:リュシマコス王 "BAΣIΛEΩΣ ΛYΣIMAXOY")が刻まれています。
アモンの角の意味: アレクサンダー大王は、エジプトを征服した際にアモンの神殿を訪れ、神託を受けて自らを「アモンの息子」あるいは「神の子」と称しました。このデザインは、彼が神格化された存在、または神の威光と強さを持つ支配者であることを象徴しています。
このタイプのコインは、アレクサンダー大王の後継者であるディアドコイの一人、リュシマコス(Lysimachus)王の治世下で広く発行され、キオスを含む様々な都市のミント(造幣所)で製造されました。
【リュシマコス】

リュシマコス(ギリシア語:Λυσίμαχος、ラテン文字表記:Lysimachos、紀元前360年 - 紀元前281年、在位:紀元前306年 - 紀元前281年)はアレクサンドロス3世に仕えたマケドニア王国の将軍であり、彼の死後のトラキア、小アジア、マケドニアの王である。リュシマコスはディアドコイの一人としてトラキアに拠ってディアドコイ戦争を戦った。
(テキスト・画像 出典:Wikipedia)