サイズ: 直径 約19.48mm 重量 約2.93gm
オモテ面は、ハドリアヌスの右向き頭像、ウラ面にはローマ神話における自由の女神リベルタスが描かれています。
【プブリウス・アエリウス・トラヤヌス・ハドリアヌス】
プブリウス・アエリウス・トラヤヌス・ハドリアヌス(古典ラテン語: Publius Aelius Trajanus Hadrianus (プーブリウス・アエリウス・トライヤーヌス・ハドリアーヌス)、76年1月24日 - 138年7月10日)は、第14代ローマ皇帝(在位:117年 - 138年)。ネルウァ=アントニヌス朝の第3代目皇帝。帝国各地をあまねく視察して帝国の現状把握に努める一方、トラヤヌス帝による帝国拡大路線を放棄し、現実的判断に基づく国境安定化路線へと転換した。
ハドリアヌスの治世において特筆すべき事柄は
・属州メソポタミアとアルメニアの放棄による東部国境の安定化ならびに防壁建造などの帝国周辺地域における防衛策の整備
・ローマ帝国全体の統合強化と平準化
・2度にわたる長期の巡察旅行
・官僚制度の確立と行政制度の整備
・法制度における改革である。
(テキスト・画像 出典:Wikipedia)