サイズ: 直径 約40.5mm 重量 約36.9gm
品位: シルバー
発行枚数: -枚
カタログNo: Bramsen-952
NGC鑑定ページ
ナポレオン・ボナパルトとマリア・ルイーザの結婚記念として発行された銀メダルです。
1810年4月1日、マリア・ルイーザはルーヴル宮殿の礼拝堂で皇帝ナポレオン1世と結婚式を挙げた。
マリア・ルイーザは幼少の頃からナポレオン1世は恐ろしい憎むべき男だと教えられ、「ナポレオン」と名を付けた人形をいじめながら育ってきた。
しかし、ナポレオン1世と共に日々を過ごすようになってみると、自分に対してとても優しかったため、マリー=ルイーザは心を許し、愛するようになっていった。
ナポレオン1世は彼女をけっして失いたくないと、彼女の機嫌を損ねないように必死だったのである。
マリー=ルイーザは後に友人に宛てて「ウィーンでは私が不安の中で暮らしていると思っていることでしょう。でも、事実は違うのです。私は少しもナポレオンを怖いとは思っていません。むしろ、ナポレオンが私を怖がっているのではないかと最近思い始めました」という手紙まで書いている。