サイズ: 直径 約30mm 重量 約7.18gm
品位: シルバー0.835
発行枚数: -枚
カタログNo: -
PCGS鑑定ページ
オーストリア、マリアテレジアの1/4ターラー銀貨です。
1744年、テレジア27歳、オーストリア継承戦争真っ只中で発行されたものです。
テレジアの20代半ばの肖像と思われます。
テレジアのターラー銀貨は状態の良い物が極めて少ないですが、こちらは1/4ターラーではあるものの、肖像、紋章ともに明瞭に残っており、MS62の鑑定を得ています。
PCGS社の鑑定枚数は僅かに3枚しかなく、上にMS63が1枚、下に55が1枚あるのみとなっています。(2023年11月現在)
裏面、枝と鷲の頭が両側にある王冠を戴いた紋章。中央にはチロルの紋章があり、その上にはハンガリーの家父長の十字架とボヘミアのライオンがあり、その下にはオーストリアと古代ブルゴーニュの紋章があります。
【マリアテレジア】
マリア・テレジア (独: Maria Theresia, 1717年5月13日 - 1780年11月29日)は神聖ローマ帝国のローマ皇帝カール6世の娘で、ハプスブルク=ロートリンゲン朝の同皇帝フランツ1世シュテファンの皇后にして共同統治者、オーストリア大公(在位:1740年 - 1780年)、ハンガリー女王(在位:同じ)、ボヘミア女王(在位:1740年 - 1741年、1743年 - 1780年)で、ハプスブルク帝国の領袖であり、実質的な「女帝」として知られる。
(テキスト・画像 出典:Wikipedia)