サイズ: 直径 約-mm 重量 約17.2gm
NGC鑑定ページ
Strike 4/5,Surface 4/5
アレクサンダー大王の後継者(ディアドコイ)の一人であり、セレウコス朝の創始者であるセレウコス1世。
セレウコス朝のコインの多くはアレクサンダー大王が描かれていますが、セレウコス1世自身の肖像が描かれたコインは大変希少です。
表はヘルメットをかぶったセレウコス・ニカトル(勝利者)の肖像、裏は勝利の女神ニケがトロパエウム(人の形をした戦勝記念柱)に戴冠する姿が表されています。
状態の良い物が極めて少なく、Ch XFの本品でさえ、このコインにおいてはかなり良いコンディションと言えます。
テトラドラクマ=4ドラクマ。
【セレウコス朝】
紀元前312年 - 紀元前63年。アレクサンドロス大王のディアドコイ(後継者)の一人、セレウコス1世ニカトルがシリア、バビロニア、アナトリア、イラン高原、バクトリアに跨る地域に築いた王国。プトレマイオス朝やアンティゴノス朝と共に、いわゆるヘレニズム国家の1つとされる。セレウコス朝シリア、シリア王国とも。