サイズ: 直径 約23mm 重量 約3.5gm
品位: ゴールド 0.986
発行枚数: -枚
カタログNo: KM#126
NGC鑑定ページ
ザクセン選帝侯クリスティアン1世の妻、ゾフィーへのクリスマスプレゼントとして、1616年に最初のコインが作られた通称ゾフィーダカットです。
全能の神の目(プロビデンスの目)、「IHS」(イエス・キリストの意味)のイニシャル、平和の象徴としての鳩、反対面には2本の剣の上に選挙帽、CSのモノグラムが描かれています。
CSは、「Christian & Sophie」クリスティアン&ゾフィーを表していると考えられています。
ゾフィーダカットは贈り物として、非常に人気があったため、1617年以降も1616年銘で1872年頃までドレスデン造幣局でリストライクが作られました。
1616年のオリジナルは極めて希少で市場で見ることは殆どありません。
オリジナルとリストライクの違いは表面の銘文が一部異なります。
オリジナル AN SEIN KINDERN ERLEBT
リストライク AN SEIN KIND ERLEBT
極稀に海外オークションでオリジナルを見かけますが、殆ど裸で状態の悪い物ばかりです。本コインはNGC鑑定ではクリーンドですが、UNCの通り未使用レベルです。
この状態は極めて稀と言えます。