サイズ: 直径 約34mm 重量 約18.98gm
品位: シルバー
発行枚数: 枚
カタログNo: G.1127b,Maz.1057b
PCGS鑑定ページ
ルイ・フィリップ1世の100フラン貨、銀打ち試作(ESSAI)です。
1830年の7月革命でシャルル10世がイギリスに亡命すると、ラ・ファイエットらの自由主義者や資本家階級によってオルレアン家のルイ・フィリップが国王に擁立されました。 ルイ・フィリップ1世も100フラン金貨の発行を試みましたが実現せず、僅かな試作貨ESSAIが作られただけでした。
本コインについてですが、本来、100フランは金貨ですので当然金貨のESSAIが造られましたが、恐らくその前段階で出来栄えを確認するため銀で打ったものと考えられます。いずれにせよ、大変希少な1枚と言えます。
表裏ともにフィールドに輝きがあり、全体にうっすらとブルートーンがついています。
SP63はPCGS社において最高鑑定品(TOP TOP)です。(2025年9月現在)
もう一枚SP58を含め、トータル2枚のみの鑑定。
【ルイ・フィリップ】

ルイ=フィリップ1世(フランス語: Louis-Philippe I、1773年10月6日 - 1850年8月26日)は、オルレアン朝のフランス国王(在位:1830年 - 1848年)。爵位はヴァロワ公爵、シャルトル公爵、ヌムール公爵、オルレアン公爵など。
(テキスト・画像 出典:Wikipedia)