サイズ: 直径 約40mm 重量 約33.2gm
品位: シルバー0.862
発行枚数: -枚
カタログNo: KM#8
NGC鑑定ページ
オーストリア領ネーデルラントで発行されたマリアテレジアの銀貨。
通常のターラーとは異なり、単位もオランダの通貨であったドゥカトンとなっています。また、肖像や裏面の紋章もヨーロッパで量産されたテレジアターラーとは異なり趣のあるコインです。アントワープミント。
AU53ですが、このコインとしては非常に状態の良い1枚かと思います。
NGC鑑定においてAU58に次ぐ準最高鑑定となっています。(2025年12月)
オーストリア領ネーデルラントは、1714年から1797年の間に存在した神聖ローマ帝国のブルグント・クライスの領土。
この期間は、1714年のラシュタット条約によるオーストリアの旧スペイン領ネーデルラントの獲得で始まり、1794年のスプリモンの戦いと1795年のバーゼルの和約の余波の中、フランスが併合するまで続きました。
【マリアテレジア】

マリア・テレジア (独: Maria Theresia, 1717年5月13日 - 1780年11月29日)は神聖ローマ帝国のローマ皇帝カール6世の娘で、ハプスブルク=ロートリンゲン朝の同皇帝フランツ1世シュテファンの皇后にして共同統治者、オーストリア大公(在位:1740年 - 1780年)、ハンガリー女王(在位:同じ)、ボヘミア女王(在位:1740年 - 1741年、1743年 - 1780年)で、ハプスブルク帝国の領袖であり、実質的な「女帝」として知られる。
(テキスト・画像 出典:Wikipedia)