サイズ: 直径 約36.8mm 重量 約9.88gm
品位: ゴールド 0.917
発行枚数: -枚
カタログNo: KM#46 S-2619
NGC鑑定ページ
肖像はジェームズ1世の胸像。王は右を向き、レースの襟飾りと華麗な甲冑を身に着けています。王冠には、13世紀以来、イングランドとイギリスの君主の戴冠式で伝統的に用いられてきた聖エドワード王冠が戴せられており、右手にはフランス王家の象徴である百合の紋章が先端に付いた笏を持ち、左手には、華麗な十字架が頂上に付いた宝珠という、もう一つの王家の象徴を持っています。
両面ともに明瞭な打刻でこの時代のハンマー金貨でここまでの状態を残しているものは大変希少です。
ユナイト金貨(Unite)の由来は、17世紀初頭のジェームズ1世(スコットランド王ジェームズ6世)がイングランドとスコットランドの2つの王冠を統合し、両国の統一(Unite/結束)を象徴して発行したことに由来します。
この金貨は、ブリテン諸島の結束と安定を願う政治的意図が込められた、イギリス貨幣史上最初の重要な統一法定通貨です。
肖像周りの銘文は「IACOBVS. D: G: MAG: BRIT: FRAN: ET · HIB: REX ·」と読めます。
これはラテン語で「神の恩寵により、グレートブリテン、フランス、アイルランドの王、ジェームズ」を意味する「IACOBVS DEI GRATIA MAGNAE BRITANNIAE FRANCIAE ET HIBERNIAE REX」の略語です。この銘文は、実際には統治していなかったフランス王位に対する王の主張を反映していると言われています。