サイズ: 直径 約50.75mm 重量 約-gm
品位: WM(アルミニウム)
枚数: -枚
カタログ:Bernhart-1362
PCGS鑑定ページ
肖像はルイトポルト・フォン・バイエルン(1821年3月12日 - 1912年12月12日)。
バイエルン王国の王族。バイエルン摂政(在職:1886年 - 1912年)。ルートヴィヒ1世の三男。
このメダルはWMとラベルに記載されていますが、アルミニウム製です。
アルミニウムは当時、オーストリア=ハンガリー帝国の化学者カール・ヨーゼフ・バイヤーが1889年にアルミニウムの大規模生産を可能にするバイヤー手法を発見しました。現代の金属アルミニウム生産はバイヤー法とホール・エルー法に基づく手法を使用しています。
このメダルは1896年、ニュルンベルクで開催されたバイエルン博覧会にて発表されたものです。当時のドイツのアルミニウム技術を世界に知らしめる目的があったのだと思われます。
当時はまだアルミニウムが工業化されて間もないため、恐らく技術も未熟だったと想像できますが、大国がこぞって開発競争に力を入れるなか、このメダルをみますと極細部まで細かい造詣が描かれ、ドイツの高い技術力を伺うことができます。
今でこそアルミニウムはあらゆる分野に浸透していますが、1800年代までは金属の主役は金や銀、銅であり、それらよりも遥かに軽く薄く強く堅いアルミニウムの登場に世間はきっと驚愕したことでしょう。
裏面の都市景観はニュルンベルク城(カイザーブルク)を望むニュルンベルクの景観です。手前の木々や城壁、建屋の屋根など驚くほど細かく描かれています。