サイズ: 直径 約44mm 重量 約25.7gm
品位: シルバー
発行枚数: -枚
カタログNo: ZEPERNICK-247 KELLNER-171
ドイツのパッサウで発行されたSede Vacanteです。
Sede Vacanteとは、教皇不在位時に発行された、教皇肖像のないコインです。
ラベルはメダル(SILVERのみ)になっていますが、当時はターラー銀貨としても流通していたものと考えられます。
紋章に囲まれた中心部にパッサウを代表する3つの河の合流地の景観が見事に描かれています。
美しいトーンがかかっており、雰囲気の良い1枚です。
【パッサウ】
パッサウ(Passau)は、ドイツ南東部、バイエルン州の都市である。
ミュンヘンから電車で2時間強、オーストリア、チェコとの国境に接する。
ドナウ川(Donau)、イン川(Inn)、イルツ川(Ilz)の3つの河川がこの地で合流することから、「ドライフリュッセシュタット(Dreiflüssestadt:3河川の街)」の異名を取る。
総面積は69.72km²、人口は約50,000人。教会オルガンとしては世界最大のパイプオルガンを有する聖シュテファン大聖堂(Stephansdom)の所在地として知られる。
また、アウクスブルクの和議へと至る流れを決定付けた、「パッサウ条約」の舞台でもある。17世紀後半に、2度にわたる大火災に見舞われ街は灰燼に帰したが、領主司教の働きかけによりバロック様式の街並みが形成された。
1984年4月8日、秋田市と姉妹都市提携を行った。
(テキスト・画像 出典:Wikipedia)